ネパール語の月の言い方と、ネパールの暦「ビクラム暦」を勉強しよう! – 旅するシンガーソングライター|内田美穂
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ネパール語の月の言い方と、ネパールの暦「ビクラム暦」を勉強しよう!

ナマステ!

旅するシンガーソングライターの内田美穂(@bleatand)です!

 

前回、ネパール語の時間の言い方をご紹介しました。

今回は、月の言い方と、ネパールの暦「ビクラム暦」についてご紹介します!

 

ネパールの暦「ビクラム暦」とは?

ネパール語の月を紹介する前にまず、ネパールで使用されているこよみ、ビクラム暦について少し紹介したいと思います!

 

ビクラム暦は、主にネパールや北インドなどで使用されている太陽暦のこよみのことです。

ビクラム暦の元年は紀元前57年で、ビクラム暦の年を知りたいときは、1月から4月までは西暦の年に56を、5月から12月は57を足すと、算出することができます。

元旦は、西暦4月の中旬頃

 

ちなみに現在(西暦2018年10月)は、ビクラム暦では2075年7月にあたります。

 

 

実生活に浸透しているのは、ビクラム暦!

 

ビクラム暦は、単にネパールで公式に採用されているというだけでなく、実生活にも浸透しています

 

ネパールでは西暦の日付も通じますが、日常メインで使っているのはビクラム暦です。

 

ですので、ネパール人同士の会話で「今日は、何日?」と質問したときにパッと返ってくる答えはビクラム暦の日付ですし、生まれた年を聞かれた時もビクラム暦の年を答えることが多いです。

 

ビクラム暦では、例えば20歳前後の若者が2050年生まれだったりするので、ネパールの暦を知らないと一瞬驚きます。笑

(ただし外国人に対しては、西暦を使ってくれることが多いです)

 

またネパールでは、「新年」と言うときも、ビクラム暦の新年を指すことが多く、西暦の新年よりも盛大にお祝いします。新しい服を新調し、親戚とごちそうを食べ、身の回りの物を新しく買い揃えて新年を迎えます。

 

カトマンズやポカラなど、外国人観光客が多い都市部では、西暦の新年にもお祝いをする若者も多く、友達とダンスをしたり、お酒を飲んだり、彼氏や彼女と過ごしたりしますが、田舎に住む人たちや、中年以上の人たちは、西暦の新年には特にお祝いはしないという人が多いです。

 

 

というように、ネパールで浸透している暦はビクラム暦なので、現地の人と会話をする際には、ぜひビクラム暦で日付を言えるようになれるとgoodです!

 

ネパール語の月の言い方

では、ここからはいよいよ、ネパール語の月の言い方を勉強していきましょう!

 

ビクラム暦の月の言い方

 

まずはビクラム暦の十二月の言い方から!

ネパール語 読み方 発音表記 西暦での時期
1 बैशाख バイサク baishaakh 4月中旬~
5月中旬
2 जेठ ジェトゥ jeth 5月中旬~
6月中旬
3 असार アサール asaar 6月中旬~
7月中旬
4 साउन サーウン saaun 7月中旬~
8月中旬
5 भदौ  バダウ bhadau 8月中旬~
9月中旬
6 असोज アソージュ asoj 9月中旬~
10月中旬
7 कात्तिक カーティク kaattik 10月中旬~
11月中旬
8 मंसिर  マンシール mansir 11月中旬~
12月中旬
9 पुष  プース pus 12月中旬~
1月中旬
10 माघ  マーグ maagh 1月中旬~
2月中旬
11 फागुन ファーグン phaagun 2月中旬~
3月中旬
12 चैत  チァイトゥ chait 3月中旬~
4月中旬

 

 

ネパール語で西暦の月を言うには?

 

とここまでビクラム暦についてたくさん紹介してきましたが、最初に少し書いた通り、西暦の日付も現地では普通に通じます

 

では、ネパール語で、西暦の日付を書いたり言ったりするときはどうするのかというと、英語の月の名称をそのまま言えばオーケーです!

例えば、4月ならエイプリル(ネパール人はアプレルと発音)、5月ならメイ(メ―)と言いいます。

 

デーヴァナーガリー文字で書いてみたいという人は、下記を参考にしてみてください!

ネパールの発音 デーヴァナガリー文字
1月 ジャナワリ जनवरी
2月 フェブラリ फेबवारी
3月 マーチ मार्च
4月 アプレル अप्रेल
5月 メー मे
6月 ジュン जून
7月 ジュライ जुलाई
8月 アガストゥ अगषट
9月 セプテンバー सेप्टेम्बर
10月 アクトゥーバー अकटुबर
11月 ノベンバ नोभेन्ब
12月 ディセンバー डिसेम्बर

 

ネパールのカレンダー

最後に、おまけパートとして、ネパール人が普段使っているカレンダーをご紹介します!

下の画像は、友人のネパール人が普段使用しているスマホのカレンダーの画面です。

 

表示されているのは7番目のカーティク月(西暦では10月)のカレンダーで、ビクラム暦がメインの仕様になっています。

 

左上にはネパール語で「カーティク2075」の表示があり、西暦では10月と11月にあたるため右上には「Oct/Nov」の表示があります。

 

日付の表示部分には、真ん中にカーティク月の日付がネパール数字で表示されていて、その右下に西暦の日付がアラビア数字(1,2,3…)で小さく書いてあります。

 

例えば上の画像で青くなっている枠は、ビクラム暦ではカーティク月20日、西暦では10月27日にあたるため、真ん中にネパール数字の२०(20)、その下に小さく27が表示されています。

 

 

まとめ

これだけは覚えよう!

  • ネパールで使われている暦はビクラム暦!
  • 西暦も通じる!その際は、英語の月の名称を言えばオーケー!

 

 

 

 

どうでしたか?

 

このブログでは、ネパールの文化や食、ネパールでのエベレストやヒマラヤの登山記ネパールを旅した際の記事なども紹介しているので、ぜひ覗いてみてください。

 

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次回はネパール語の日付(年月日)を紹介します。

それではお楽しみに!ナマステ!

 

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この記事を書いた人

旅するシンガーソングライター

1994年生まれ/埼玉県出身。 高校生の頃から、ラジオやライブハウスに出演し、シンガーソングライターとして活動。 ​早稲田大学を卒業後、一年のギャップイヤーを経て、2018年4月に広告会社に入社するも、世界一周を決行するべく退職。 現在は、ギター弾き語りで旅費を稼ぎながら、世界一周中!エベレスト等ヒマラヤを二度登山したりと「やらない後悔よりやった後悔」がモットーの旅人。 もっと見る

  uchidamiho2929@gmail.com

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