エベレスト登山
エベレスト9日目① 神々の頂、そして体調不良
朝、目が覚めると、私はピンク色の世界の中にいた。
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朝、目が覚めると、私はピンク色の世界の中にいた。
午後1時半過ぎ、昼食を終えてロッジを出ると、分厚い霧のような雲の塊が、山間からのぞく遠く向こうの青空にかかり始めていた。
明け方、私は暑さで目覚めた。
息を切らしてU字谷の対岸を登り切ると、私達はようやく、標高4620mのトゥクラへとたどり着いた。
「スバ プラバーーット!!」
エベレストトレッキング6日目。
小さな村の青空レストランで、
ロッジの扉を開け、外に出ると、鋭く硬い、直線的な白い日差しが、容赦なく目に刺さった。
午前7時35分。
「明日になれば、きっと使える!」