ネパールの音楽!ネパールで有名・人気な歌・曲10選  – 旅するシンガーソングライター|内田美穂
旅するシンガーソングライター

ヘッダー
海外の文化

ネパールの音楽!ネパールで有名・人気な歌・曲10選 

みほ
内田美穂
こんにちは!ギター弾き語りで世界一周していました、内田美穂(@bleatand)です!

今回は、ネパールで人気の音楽を紹介します!

ネパールでネパール語の歌を歌うと、とても喜んでもらえます。自分の国の言葉で、自分の国の歌を歌ってくれる外国人がいたら、とても嬉しいですよね。

私も、エベレストやアンナプルナをトレッキングしていた際、山小屋でネパール語の歌を歌うと、ネパール人の人たちが本当に嬉しそうに喜んでくれた経験があります。

街を歩いていると、「あ、ネパール語の歌が歌える日本人だよね!歌ってよ!」なんて、全く知らない人から声をかけられたり、お茶でも飲んでいきなよ!サービスするよ!なんてご飯屋さんでよくしてもらえることも多々ありました。

ネパールに行く際は、ネパール語の歌を歌って、ぜひ、現地の人と仲良くなってみてください!

ネパールで有名・人気な歌・曲10選

Resham firiri

まずはこの曲!

ネパールでこの曲を知らない人は、いないと言っても過言ではないでしょう。

カトマンズのサーランギ弾きのおじさんもこの曲を弾いているし、登山ガイドの人たちもこの歌を歌っているし、山奥の民家に住んでいる人も、農村に住んでいる人も、みんあこの曲を知っています。都市の人も、農村の人も、お年寄りも、若人も、誰もが知っている超有名なフォークソングです。

「Resham」はシルク、「Filili」はひらひらとはためく様子を表す言葉。

歌詞はざっくり訳すと以下のようになります。

「私の心は絹のように風にはためいています

あなたも同じように感じているのなら、私と一緒にいきましょう」

愛する人への想いを歌った曲です。

ちなみに、この曲は、シェルパやガイドたちが登山をする時によく歌われる曲でもあります。ヒマラヤの山のあちこちにかけてある、タルチョ(赤、白、青、緑、黄色の5色の旗を飾るチベット仏教の信仰の一つ)がはためく様子と、「Resham filili」の歌詞が合っているからだそうです。

timi royeko pal(तिमी रोएको पल )

この曲もとても有名で、公共のバスの中やカトマンズ市内のあちこちのお店から流れてくるのが聞こえてきます。

ネパール語では、तिमी रोएको पल と書くのですが、直訳すると、「あなたが泣いている時」という意味です。

この曲は、アイシュワリヤーという映画で使われ、非常に有名になりました。

歌詞の一部を日本語訳すると下記のようになります。

「あなたが泣いている時、私は笑うことはできませんが、一緒に泣くことができます

あなたが死ぬその瞬間、私はあなたを元気にすることはできませんが、一緒に死ぬことができます

私はお金持ちではありませんが、私は自分の人生を幸せで満たすことができます

あなたがそばにいるから」

とてもポエティックでロマンチックな歌詞です。

ちなみにMVにで出てくる女優さんは、映画の女優と同じ方で、「deepika prasai」という方です。

ネパールではとても有名な方で、ネパール人男性がよくこの動画をみて、かわいいと言っていました笑

pani paryo

 

この曲は若者の間で人気の曲です。

pani は水

paryoは降る

という意味で、pani paryoは雨が降るという意味の歌です。

歌はもちろんみんな知っているのですが、このダンスが流行っていて、踊れる若者がたくさんいます。

kare dai

こちらも映画で使われて有名になった曲です。

kareは黒いという意味、daiはお兄さん(年上の男性などを呼びかける時に使う言葉)という意味です。

kare daiは日焼けした男性(お兄さん)という意味です。

 

Kutu Ma Kutu

「kutu-kutu 」はネパール語で何かを噛むとき(特に硬いもの)の音を表す時に使われる言葉です。

ここでは、ビンロウの実を噛む音を表していて、ネパールでは、ビンロウの実を誰かにあげると、それは結婚などの「誘い」を表しています。それを噛む、食べると、誘いにOKするという意味になります。

この曲は、女性が歌うと、セクシーに見えるらしいです。誘いに乗っているように見えるのだと思います。

ちなみにこの曲をエベレストベースキャンプに行く途中の山小屋では、みんな歌いながら踊っていました。

dherai din bhayo

こちらも映画で有名になった曲です。

Om Mani Padme Hum

この曲は、ひたすら「オンマニペメフン」という歌詞を繰り返している曲です。

街中でも、お寺でも、いろいろなところからこの曲が聞こえてきます。ネパールにいると、必ずどこかで聞くと思います。

オンマニペメフンとは、お経の文言で、日本人にわかりやすく言えば、南無阿弥陀仏や何妙法蓮華経のような意味です。

 

ネパール語の歌を覚えて、ネパール人と仲良くなろう

いかがでしたか?

私はネパールの自然や、ネパール人の温厚な人柄、文化や雰囲気が大好きなのですが、ネパールの音楽も大好きです。

なんだか聴いていて、なつかしい気持ちになりませんか?

 

ぜひ、ネパール語の歌をたくさん覚えて、ネパール人と仲良くなってください。きっとネパールの人たちも、喜んでくれると思います。

また、ネパール語の勉強をしている方にとっては、歌詞を訳したり、覚えたりするだけでもとても勉強になるはずです。

ネパール語を勉強したい方は、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。

参考】ネパール語であいさつしよう!便利な会話と基本用語37選

この記事を書いた人

旅するシンガーソングライター

1994年生まれ/埼玉県出身。 高校生の頃から、ラジオやライブハウスに出演し、シンガーソングライターとして活動。 ​早稲田大学を卒業後、一年のギャップイヤーを経て、2018年4月に広告会社に入社するも、世界一周を決行するべく退職。 現在は、ギター弾き語りで旅費を稼ぎながら、世界一周中!エベレスト等ヒマラヤを二度登山したりと「やらない後悔よりやった後悔」がモットーの旅人。 もっと見る

  uchidamiho2929@gmail.com

-->

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)