ウェブ制作でフリーランスなるために勉強しておくこと【必要な知識とスキル】
「最近プログラミング勉強してるんだけど、何をどのくらい勉強したらフリーランスになれるの?」
そんな質問をされる機会が増えたので、今回は、
フリーランスでウェブ制作をするために必要な知識、スキル、勉強すべきこと
についてまとめました。
ウェブ制作でフリーランスを目指している人は、ぜひ参考にしてみてください!
コミュニケーションスキル
冒頭でもチラッと書きましたが、ウェブ制作でフリーランスをしていると、よく聞かれるのが、
「プログラミングがどのくらいできればフリーランスになれますか?」
と言う質問です。
フリーランスになるためには、プログラミングスキルも大事なのは間違いないですが、
プログラミングの勉強だけしていても、ウェブ制作でフリーランスになれるわけではないので、そこは忘れないようにしましょう。
プログラミングスキル以上に、コミュニケーションスキルが大切です。
フリーランスとして働くためには、自分で営業もかけなくてはいけないですし、クライアントの要望を上手にヒアリングして、満足してもらえるサイトを作らなくてはいけません。
円滑な打ち合わせをするためにも、コミュニケーション能力が大切になります。
(ビジネススキルと言い換えても良いかもしれません。)
ただ単にコードがかけるだけでは、独立するのは難しいです。
ウェブ制作の実際の仕事の流れとしては、
- 仕事の受注
- ヒアリング(打ち合わせ)
- ワイヤー作成
- デザイン
- コーディング
- 環境構築
- 納品
という手順になることが多いのですが、
こう見ると、プログラミングが必要な場面って、全体のうちの一部部分だけだと言うことがわかるかと思います。
ですので、ウェブ制作でフリーランスを目指している方は、プログラミングを勉強の勉強だけでなく、コミュニケーション力、ビジネス力も磨いていけるようにしましょう。
また、どうしても「営業は苦手!」という方は、クライアントから直接仕事をもらうのではなく、エージェントを利用したりするのも良いと思います!
ウェブ制作の詳しい仕事の流れが知りたい方はこちらの記事をどうぞ
これはウェブ制作だけでなくどんな仕事にも言えることかもしれませんが、相手の立場に立って考える力も、とても大切です。
極端な話、どんなに凝ったデザインを作れたとしても、どんなにきれいなコードがかけたとしても、それがクライアントの要望に答えるものでなければ、意味がないです。
そうならないためにも、相手の立場に立って考える力が大切になります。
スケジュール管理力
これ、私はめちゃくちゃ苦手なんですが、めちゃくちゃ大事です。
フリーランスで仕事をしていると、基本的に上司はいません。
出社することもありません。
誰も
「あの案件、進捗大丈夫?」
なんて確認してくれる人はいません。
納期に遅れないよう、自分でやるしかありません。
遅れたら、怒られることもない代わり、そのままクライアントに迷惑をかけることになりますし、信用も失います。
苦手な人は、タスク管理ツールなどをうまく使うなどして、上手にスケジュールを管理しましょう。
私は、エンジニアの知人に教えてもらった、Asanaというツールを使っています!
あとは、Trelloなんかもおすすめです。
さて、みなさんが本当に知りたいのは、習得しておくべきプログラミングや、デザインの方かなと思うので、そろそろそういったスキルの紹介の方に移りたいと思います!
デザイン
デザインに関しては、デザイナーに依頼する人も多いかと思いますが、自分でデザインしない場合でも、ウェブ制作をするからには、以下のことは勉強しておいた方が良いでしょう。
ウェブデザインは、見る人にわかりやすく内容を伝えたり、クライアントの目標を達成したり、効果を得たりするためのものです。
どんなに芸術的で素晴らしいウェブ画面が作成できても、それがクライアントの要望を叶えるためのデザインになっていないと、ウェブデザインとしてはダメです。
そのための配色やレイアウトなどを学ぶ必要があります。
デザインを形にするために必要なのが、IllustratorやPhotoshop、XDなどのデザインツールです。
自分でデザインをしない場合も、どんなツールがあるのか、なんのために使うものなのかくらいは知っておくようにしましょう。
その方が、デザイナーとやりとりする際も、スムーズです。
代表的なので、アドビのツールを紹介しましたが、無料で使えるものもあるので、自分にあったツールを探してみましょう!
プログラミング
最低限HTML/CSSはできないと、ウェブ制作で仕事をするのは難しいです。
まだHTMLもCSSもわからない!と言う方は、まずはここから始めましょう!
progateやUdemy、ドットインストールなどのオンライン学習サービスもありますし、
初心者向けの本でなどで学んでも良いでしょう。
その後はどんどん、企業サイトや飲食店サイトなど、実際のウェブサイトの模写をして、実際に手を動かしながらサイトを作っていくのがおすすめです。
すでにあるサイトを真似ることで、HTML/CSSも、ウェブデザインも自然に学ぶことができますよ!
「どんなサイトでも、難なく模写できるぞ!」と言うレベルになれば、徐々に案件を探し始めましょう。
ランサーズなどのクラウドソーシングサイトを見てみるとどんな案件があるのか分かると思います。
ちなみに私は、HTMLとCSSは下記の本で学びました!
この本を一冊終わらせれば、レスポンシブ対応の基本的なウェブサイトが作れるようになると思います。
やや実践的な本なので、そもそもHTML/CSSって何?と言う方には
下記の本もおすすめです。
HTML/CSSがある程度できるようになったら、次はWordPressもできるようになっておくと良いです!
必須ではないですが、昨今のホームページはほとんどがWordPressでできていると言っても過言ではないと思います。
ですので、WordPressができると、案件の幅がぐんと広がりますよ。
WordPressを勉強する場合は、下記の本がおすすめです!
私もこの本にはだいぶお世話になりました。
今でもウェブ制作しながら、この本をカンニングしてます。
WordPressを勉強する場合は、ある程度PHPの知識も必要になると思います。
PHPの文法を全部理解して、ゴリゴリ書ける必要はないと思いますが、基礎は分かって置いた方が良いです。
参考までに、私は下記の本で勉強しました!
JavascriptもWordPressと同じく、始めのうちは必須ではないかもしれませんが、ウェブ制作をしていくなら、いずれは必ず勉強する必要があります。
例えば、
- マウスを重ねたら、色が変わる処理
- 普段は折り畳まれていて、クリックしたらスライドで表示されるメニュー
など、よくある動きのある機能はJavascriptで作られています。
ちょっと本格的なサイトを作ろうと思ったら、必ず必要になるので、最初から勉強しておくのも手ですよ!
この本は私も持っているのですが、とってもおすすめです。
書いてあることはとても易しいのに、クリックでスライドするメニューなど、ウェブ制作で実践できる内容が最初から学べます。
すぐに制作にjavascriptを使いたい人にはうってつけでしょう。
小難しい理論は後でいいから、とりあえず使える知識が欲しいと言う方にぴったりです。
逆に、しっかりと基礎を学びたい人にはこちらをどうぞ。
私はjavascriptの二冊目として学んでいます。
Git/GitHub
それから、GitとGitHubの使い方も勉強しておくと良いと思います!
Gitでコードを管理していれば、「うっかりどこかコードを書き間違えて、バグってしまった!」なんて場合も、戻したい時点のファイル状態まで簡単に戻せます。
チームで手分けしてコードを書いたり、誰かにコードレビューを依頼する場合には特に、GitHubがあると、複数人で簡単にコードが管理できるので便利です。
GitとGitHubについては、これがないとウェブ制作ができないというものではないので、制作に慣れてきたら追々勉強するのでも良いと思います!
これはあまり難しいものではないので心配しなくて大丈夫ですが、FTPソフトの使い方にも慣れておくと良いと思います!
FTPソフトは、簡単に言うと、コードを書いたファイルを、サーバーにアップロードしたり、ダウンロードしたりするためのソフトです。
コードを書いて、それをサーバーにアップロードする際、つまりクライアントのサーバーに納品する際に必要なので、事前にサーバーにファイルをアップロードする練習などもしておいても良いかと思います!
ちなみに私は、FileZilaと言うソフトを使っています!
まとめ
今回は、ウェブ制作でフリーランスになるために勉強しておくことについて紹介しました。
コードを書けるようになるだけではなく、他にもやるべきことがたくさんあったと思います!
実践を通さないと学べないこともたくさんあるので、まずはトライすることも大事です!
座学だけではなく、実践が大事ですよ!
ウェブ制作でフリーランスを目指している方は、下記の記事もぜひどうぞ!