カトマンズ「タメル」を街歩き!日本にはない、私が恋したネパール魅力
この日は朝の街歩きから、一日がスタート。
ネパールに来て2日目、
すれ違う現地の人たちの服装だとか
肉屋から漂う異臭に近い匂いだとか
雑多に並べられた売店の品々だとか
舗装されていない道路のでこぼこだとか、、、
小さなことにいちいちわくわくが止まらない。
男性はみんなして
マウンテンパーカーを着ているし、
女性はサリーのように鮮やかな、
一枚の布のような服を着ている。
人によって全く違う奇抜な色の組み合わせだ。
道端の肉屋はでっかい包丁で
肉を骨ごと
“ぶった切って”いる。
道端に並べられた
市場の売り物の野菜は
人が踏んづけて潰れているし、
土がむき出しの道路には、
あちこちにデコボコがあって、
そこにできた水たまりを
避けながら歩くのも楽しい。
上げたらキリがないくらい、
街中が楽しい違和感で満ちている。
カトマンズにあるすべての物が、
日本とはかけ離れていて新鮮で、
日本での”普通”が
ここではむしろ違和感に思えてくる。
日本人が気にしてることなんて、
ほんっとに細かすぎるちっぽけなことだなあって思えてくる。
日本での悩みなんて、ここに来ると感じなくて済む。
びっくりしたのは、街の見た目とか目に見える部分だけじゃない。
物を買っても、店員さんが一言もありがとうを言わないこともそうだ。
けどそれは悪い意味のびっくりじゃない。
なんでか不思議と、言わなくてもありがとうが伝わってくるの。
よく日本を旅行した外国人に、
「日本の接客はすごかったよ」って言われる。
でもあたしはなんとなく、
日本の接客ってちょっと冷たいと思ってしまう。
昔スーパーのレジ打ちのバイトをしていたことがあって
お客さんに「ありがとう」を言う側だったことがあるけど、
ネパールでの「ありがとう」にしてみたら、
日本の接客の「ありがとう」は作られたものでしかない。
ここでは誰も、作られたスマイルを向けてこない。
買い物をしたら、ありがとうの代わりに、
「どこから来たの?」「元気?ご飯はちゃんと食べた?」
「気を付けてね」と声をかけてくれる。
誰に対してもおんなじスマイルを
機械のように向けることはなくて、
会話がはずめば仲良くなったり、
ご飯に誘ってくれることだってある。
バイトをしている頃は、お客さんと話せば叱られていた。
もちろんルールがあったし、文化も事情も違うから一概には比べられないけど。
でもここではたぶん接客という意識もきっとない。
お客さんだとか関係なしに、
人に会ったからあいさつをするし、会話をする。
ただそれだけのこと。
一人の人として接してるんだ。
ありがとうっていろんな伝わり方があるんだなあーって思った。
もちろん、言葉に出さなきゃ伝わらないときもたくさんある。
でも”言葉にしなくても自然と伝わる”って、
すごいことだと思うんだよね。
ネパールのそういうところも私は好き。
これまで11か国を旅をしてきた。
その中で私はネパールが一番すきだ。
理由はたくさんあるけれど、
人と、街並みと、山、がやっぱり大きな理由かな。
うまく言葉にできないけど、人のあったかさをすごく感じる。
ときどきちょっとずるい人たちもいるけど、
それも可愛く思えるくらい、みんな人懐っこくて、
困った人がいるとほっとけない性格の人が多い。
ネパールの「常識」は
日本で育った私にとってはとにかく新鮮で、
旅行ではなく、”旅”をしてることを
ものすごく感じられる。
だからネパールが好きなんだ。
そんな感じで、次回はカトマンズで最大の古都、バクタプル、パタンへい、く、よん!
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