空港ってなんでこんなにワクワクするの!
初めて国際線に乗ったのは、高校2年の修学旅行。
それまで日本を出たことがなかった私は、初めて来た国際線の空港を、未知の世界への入り口のように感じたっけ。
ここは、様々な運命が交錯する場所。
ここからどこかへ向かう人、ここへ帰ってきた人、ここが目的地の人、ここからどこかへ帰る人、
色々な人たちが、様々なストーリーと思いを抱えて、この場所を歩いている。
誰かに電話で「今ついたよ」と笑顔で話す人、大きなお土産袋を抱えて歩く人、真っ黒に日焼けした人、背筋のしゃんと伸びた人、目のキラキラした人、下を向いて歩く人、手を繋いだカップル、はしゃぐ子供連れの家族、色々な人がいる。
そして、その誰もが、自分の物語の主人公だ。
過去も未来も抱えて、今この場所に立っている。
そんなあっちこっちに行き交う人たちは、地球上の距離だけでなく、なんだか時間まで超えて来たような、ちょっとSFチックな気分になる。
本当は未来や過去からきた人もいるんじゃないかってね。
私はというと、ここから、ギターを持って、世界一周をしに行く人。
さて、空港についてひと段落すると、私は、今晩眠れそうなベンチを探した。
フライトは早朝5時。
それまで一眠りだ。
適当なベンチを探し、腰を下ろすと、目覚ましをセットして、眠る体勢に入った。
読んでくれてありがとうございます!よかったら
ポチッと↓ヽ(*^ω^*)ノ
次の記事:台湾上陸!初っ端からハプニング!
前の記事:出発の日。お母さん