良いことには良いことを、悪いことにも良いことを返そう
今日も、モハメドの作る料理は最高だ。
今日は特別に、バターミルクまで出してくれた。
バターミルクとは、クリームからバターを作るときにできる液体のこと。
バターをクリームから作ると、クリームが液体と個体に分離する。
その個体の部分がバター、液体がバターミルクだ。
モハメドは、バターも自分で手作りしている。
こうやってね。
だから、新しいバターを作った時には、バターミルクができるのだ。
それを、サイードや、私には、タダで飲ませてくれる笑
他の人には有料で提供しているっぽかったが。
晩御飯には、相変わらず、ヒンドゥー教のお寺の料理をもらって食べた。
いつもに比べると、めちゃくちゃ豪華だった。
揚げたドーナツのようなパンにきゅうり、豆、甘いよくわからない黄色いデザートに、マンゴーやブドウを甘く煮た物。
味は、慣れて来たこともあって、まあまあ。
これを日本人が食べたら、きっと
「美味しくない」
と言うと思うけど笑。
日本人だけでなく、インドネシア人のリアはお寺のフードが嫌いだったし、中国人のムーンもあまり好きではなさそうだった。
日本人の65歳で世界一周中の田島さんに至っては、
「まずい!ミホちゃんよくこんなものが食べれるわね。」
と言っていたww
今日は、路上ライブをしていると、まず、日本人のアイスホッケー部の皆さんが、足を止めてくれた。
シーズンオフで旅行中らしく、みんな笑顔が超キラキラだ。
スポーツしてるっていいなあってやっぱ思ったわ。
イケメンくん達だったな!笑
そして500円玉をくれた子がいました。
優しい。ありがとう。
ありがとうなんだけど、彼らは下記の事実を知らない。
「硬貨は他の外貨に両替する手段もなければ、旅中は使う方法もない」
と言うことを笑
短期旅行中の日本人にどこかで出会った時に、現地の通貨と変えてもらうのが一番いい方法かもしれない。
私、この日、気づいたことがある。
それは、私が笑顔を向けると、多くの人が笑顔で返してくれるということだ。
これ、最初に路上ライブを始めた時からそうだったんだけど、無意識的な認識でしかなく、「ハッ」と意識レベルで再認識し、嬉しくなった。
目を見て笑いかけると、大抵の人が笑顔を返してくれる。
それは言い換えれば、私が笑顔で歌っていると、笑顔になってくれる人がたくさんいるということ。
みんな優しいんだなって思ったのと同時に、自分の笑顔で、誰かが笑顔になってくれることに気づいて、とっても嬉しい日だった。
時々、こちらが笑顔を向けて目があっても、ムスッとした顔のままの人もいれば、なんだコイツって顔で見られる時もめっちゃある。
顔さえ向けられず素通りされることは当たり前だ。
そんな時、旅を始めたて頃や、台湾で路上ライブをしていた頃、いや、バンコクで路上をしていた頃もまだまだいちいち少し気にしてしまっていた。
だが、今ではそんなこと、全く気にならない。
もちろん、回数をこなして、度胸がついたこともある。
けれどそれだけでなく、
そういう顔をされたって、私は変わらず彼らに笑顔を向けてればいい
と気づいたからだ。
気にせず笑顔をプレゼントしてればいい。
だって減るものじゃないし、笑顔っていうステキな贈り物は、あげられるだけあげた方が幸せじゃない?
時々、嫌なことをされたら、嫌なことで仕返しをするって人がいる。
でも、そんなことしてたら、誰も幸せにならない。
自分にも、相手にも、周りにも不幸が連鎖するだけだ。
そしてそれは、回る回っていつか自分のところに帰ってくる。
良いことには良いことで返す!悪いことにも良いことで返す。
それがこの世の中をハッピーにする秘訣だと、私は思う!
だって、その方が気持ちいいし、相手だって、きっと、悪いことをして悪いこと仕返しされるより、良いことで返された方が、きっともっと大きくて深い何かしらの感情を持つはずだから。
例え相手がムスッと顔でも、知らん顔でも、そんなこと気にせず、私は笑顔を届けるだけなのだ。
まだまだ鼻声、喉の調子も良くない私は、コンビニでのど飴を買った。
のど飴の出費でさえ、大金に感じるのだから、この時の私は、どんだけ節約してたのか笑
156.2RM
500円玉1枚
計約4555円
そうそう、今日は歌っていたら、日本のアイスホッケー部の子達が立ち止まってくれたよーん!
6/20
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