ホステルでの最高な日々
ホステルでの日々は、最高だった。
ギターが帰ってこないことはなかなかに不安だったが、それを差し引いても、ここで出会った人たちと過ごす日々は最高だった言える。
むしろ、ギターをなくさなければ、出会えなかった人たちに、私は今、出会えている。
それを考えると、ギターをなくしたことも何かの巡り合わせなんじゃないかと思う。
よく思うのは、最悪な出来事は、最高の出来事のきっかけになるということだ。
さて、この日も、ムーンがサラダを作ってくれた。
りんごにトマト、ドライフルーツを、とにかく大きく切って、
日本のあのキューピーのゴマドレッシングをかけただけの、
なんじゃこれって感じのサラダだった笑
後で、ムーンがいかに料理ができないのかが公になる事件が起きるのだが笑。
と言うより、ムーンはこれまで料理をしたことがないっぽい笑。
でも、ありがとう！
ビタミン補給になったぜ笑
そんな風にして、
毎日、このホステルでは、お昼には誰かの作ったパスタをみんなで食べたり、
誰かの買ってきたスイカをみんなで食べたり、
毎日みんなで食べ物をシェアし合ったり、踊ったり、喋ったり、出かけたり。
この時、ここに滞在していたメンバーは、もう本当に最高だった。
いつかまた、世界のどこかで、必ずまたみんなで集まろうと、お互い言い合った。
イタリアとモロッコのハーフのバダール、
65歳で世界一周中の日本人夏子さん、
ムーン、
インドネシア人のリア、
サイード、
台湾人のローリー、
エジプト人のバッセム、
トーゴ人のスティーブン、
ヤシン、
オマール
全員名前をあげたらきりがない。
みんなみんな最高の友達だ。
毎日ホステルの仲間で堂々と入ってきて、マットで寝ている野良猫ちゃんもね笑
次の記事：マスジット・ジャメ。イフタールをもらいに行くも、、、
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