誰かに嫉妬してしまうときこそ、成長の絶好のチャンスだということ
こんにちは!
旅するシンガーソングライターの内田美穂(@bleatand)です。
誰かに嫉妬してしまうことって、ありますよね。
でも、とある経験をしてから、嫉妬は成長の絶好のチャンスだと捉えるようになったんです。
そしてそれからは、嫉妬の気持ちをうまくコントロールできるようになりました。
今日はそのことについて書きたいと思います。
留学している人たちのことを嫉妬していた
大学生の頃、自分の周りの海外留学している人たちを見ては、
「いいなあ。みんなはお金もあって、両親も海外に行くことを許してくれて。」
そんなふうに、嫉妬ばかりしていました。
私は大学時代、1年間ほどの長期留学がしたかったのですが、私の両親は留学に猛反対。そして留学できるほどの経済的余裕もうちにはありませんでした。
大学柄もあるのかも知れませんが、同じ大学の海外留学している友人は、みな親の貯金で留学をしており、そんな環境にいたせいもあってか、あの頃の私は、留学というのは両親に費用を出してもらうのが当たり前なんだと思っていました。
そして何より、海外で学びたいという真っ直ぐな気持ちを、両親が応援してくれているという事がとても羨ましかったのです。
今ではもちろん、学費の高い私大に通わせてもらえただけで、両親には感謝しています。
でもあの頃の私にとっては、両親に留学を許してもらえる友人たちが、羨ましく思えて仕方ありませんでした。
嫉妬をバネに努力をしたら、得られたものは予想以上だった
そんな風に、留学をしている人たちに対して嫉妬をしていた私ですが、あるとき、
「お金がなくても、必死にバイトしたり、奨学金を借りたりして留学している人はたくさんいる。それに、親が許してくれないなら、認めてもらえるほど、努力すればいいだけだ。口だけじゃなくて、行動でも示せば、本気さをわかってもらえるはず。両親もきっと認めてくれるはずだ。そんなこともしようとせず、勝手に誰かを羨ましがってたのは自分自身じゃないか」
と気づいたんです。
家庭の経済事情を自分で変えることは難しいですが、それなら自分で貯金すればいいだけ。
両親が納得してくれないなら、納得してもらえるように、英語を必死に勉強して、貯金もして、本気で努力している姿を見せればいいんだと。
そのことに気づいてから、私は必至でお金を貯め、夢中で英語の勉強をし始めました。
そしてこれらの努力の結果、1年とはいきませんでしたが、自分で貯めた貯金で、約3ヶ月の留学をすることができ、TOEICの点数も、300点以上伸ばすことができました。
何より、留学中には、世界中に掛け替えのない友達もたくさんできました。
もし、あの時、ただ誰かに嫉妬しているだけで、自分ではできないと諦めていたらどうだったでしょう。
私は留学という経験をすることもできず、素晴らしい友達にも会えず、英語力も伸びず、きっと多くのものを得られるチャンスを失っていました。
何より、こうして世界一周をすることさえなかったと思います。
留学の経験がなければ、海外で生活することが、どんなに有意義なことか気付かなかったからです。
そして一番大きなことは、あの時行動していなければ、留学できなかったことを今でも後悔し続けていただろうということです。
これだけ頑張ることができたのは、人に嫉妬してしまうほどの強い思いがあったからだと思います。
つまり誰かに嫉妬しているときこそ、本当は頑張れるチャンスだと思うのです。
誰かに嫉妬してしまうときこそ、成長の絶好のチャンス!
嫉妬とは、言い換えれば、自分より優れている人、自分ができないことを叶えている人に対して抱く、羨ましい気持ちのことです。
羨ましいと思うのは、自分もそれに憧れを抱いているからです。
本当は自分も、できるようになりたいのです。
ならば、その嫉妬の対象に追いつけるように努力をすれば、自分がやりたいことが達成でき、なおかつ成長もできて、こんないいことはないと思うんです。
試行錯誤しながら、がむしゃらに頑張ればそれは大きな経験値になり、それ今後の人生にも確実に生きてきます。
嫉妬すると言うことは、嫉妬するほどの強い気持ちを持ち合わせていると言うことです。その気持ちが一旦努力の方向に向くと、すごいパワーになります。
私は、留学の嫉妬を乗り越えてからは、自分が誰かに嫉妬してしまう際には、
「あ、私は今嫉妬してる。ということは、これは自分も本当はやりたいことなんだ。じゃあ、羨ましがる前に、その人の真似をしてみよう!」
と思うようにしています。
そうやって実際に行動を始めてみると、自然に嫉妬の気持ちは消えていきます。
嫉妬の気持ちって、マイナスな感情になりがちですが、思いが強くなりがちなぶん、努力の方向にうまく向けることができると、ものすごいパワーになると思います。
こちらの記事もどうぞ!
読んでくれてありがとうございます!よかったら
ポチッと↓ヽ(*^ω^*)ノ