ともこちゃん〜通りすがりの日本人と即興セッション!〜
ブログ週間!!!
私は、溜まったブログを書くため、ここ数週間をブログ週間に設定!!
まあ、実際は特に、やらねば!と決めたりはしていないのだけど。
実際には、ブログやりたいからやる!!
と燃えているだけだ笑。
でも、一度集中モードに入ったら、飽きるまでやり続けるのが私。
朝から晩まで、本当に毎日、いっっちにちじゅうブログを書きまくっていた。
出かける時といえば、ご飯と路上ライブの一日2回のみ。
それ以外は、トイレとシャワー以外、ずーっっとパソコンをいじっている。
そんな私を見て、ホステルの友人たちは、あまりの集中力にびっくりしていた。
まして、ほとんどが、バケーションを楽しみにやってきている人たちだ。
みんながリラックスし、エンジョイしている最中、そんなの気にもせず黙々とブログを書く姿を見て、
「旅の期間中くらい、リラックスすればいのに、、、なんでここに来てまで仕事するんだ」
とよく言われたものだ。
そして、彼らは私を、よく、遊びに誘ってくれるのだが、一度集中モード期間に入った私は、そんな誘惑にはビクともせず、ひたすらにブログを書き続けるのだった。
まあ当の私は、ただやりたいからやっているだけなのだけどね!
私にとっては、好きなことをやってるだけだから、リラックスするより、よほど楽しい時間の使い方をしている。
お腹が空くと、私は今日も、メニューのないレストランに、また懲りずに行った。
「今日は特別なメニューを作ったんだ!」
そう言って、シェフのおじちゃんが出してくれたのは、豆のトマトスープだった。
これは今まで食べたことのないメニュー!
りんご酢をちょっと入れると、余計に美味しいの!
この日は、おーなかいっぱい食べられた!
あまりにもお腹いっぱいになり、少し残してしまったので、私はお皿ごとホステルに持って帰らせてもらった。
あとでお皿を洗って返したのだけど、
私はこの日から、毎日自分の食べた食器を、洗って返すことに決めた。
最安値の半額で、こんなご馳走を食べさせてもらっているのは、私だけだ。
そのお礼に、今の私ができることがあるとすれば、それくらいだから。
夕方になると、私はまたいつものように、バスキングへと出かけた。
昨日と同じ場所で、しばらく歌う私。
今日もいつものように、日本人から外国人まで、色々な人たちが足を止めてくれる。
するとしばらくして、日本人っぽい女の子が私のところに近づいて来た。
「絶対この子、日本人だ!」
と思っていると、
彼女はそのまま私のところに来て、私の目の前で立ち止まった。
私は、
「こんにちは。日本人ですか?」
と聞いてみる笑
するとそこから会話が始まる私たち。
彼女の名前は、ともこちゃんというらしい。
しばらくお話したあと、
「もう少しここにいて良い?」
と彼女は言った。
私は、「なんなら一緒に歌う?」
と聞いてみる。
すると、ノリノリでオッケーしてくれる彼女。
私たちは、涙そうそうを一緒に歌い始めた。
歌い始めてめっちゃびっくりしたのだけど、彼女歌がうまいのよ!!
で、ちょっとハモってくれたりもするわけ!
びっくりして、「すごいね!歌うまいね!なんで??何かやってるの?」
と理由を聞くと、
「カラオケに行きまくってるww」
という彼女笑。
そんな彼女と歌を歌ってハモるのは、本当に楽しかったし、気持ちよかった。
一人だと、自分の声だけじゃない?
それもいいんだけど、
やっぱ人と一緒に歌ったり、他の楽器と一緒に合わせたりするって、音楽やってる人ならわかると思うけど、一人で演奏するのとはまた違った気持ち良さがあるんだよね。
そんな彼女と歌っていると、突然男の人に声をかけられた。
が、英語じゃないので何を言っているのかがわからない。
私は、ちょっと話せる中国語で、コミュニケーションを図る。
よくよく聞いてみると、中国語で、一緒にご飯を食べようと言っているようだ。
私たちは、
「どうする、、、?どうする、、、?」
と、こそこそ話し合った。
するとそこに、中華系マレーシア人の男性がやってきて、その男性の言っていることを、英語に通訳してくれた。
マレーシア人のほとんどが英語が話せ、もちろん自国の言葉のマレーシア語も話せる。
中華系であれば、家では中国語を話すので、さらに中国語も話せる。中華系マレーシア人は、少なくとも3ヶ国語が堪能なのだ。
どうやら彼の言っていることは、
「僕たちは、あそこでみんなとご飯を食べている最中だから、よかったら、一緒にどうぞ!もちろんご馳走するよ!」
とのことだった。
それを聞いた私たちは、
「じゃあせっかくだし行ってみるか!」
と、彼らの卓にお邪魔することに。
彼らは、中国で働いていて、会社の同僚たちで旅行に来ているらしかった。
私も中国語は、日常会話くらいしかできないので、なかなか意思疎通が難しかったけど、
それでも、彼らがとっても親切なのは十分伝わってきた。
私たちに、もっと注文しなさい!
とご飯を勧めてくれ、
これも食べろあれも食べろと
言ってくれた。
中国出身の人にこうやってご馳走になったことが他にも何度かあるのだけれど、
「こうやってご飯を勧めたり、よそってあげたり、食べ物で待遇するのが、中国のおもてなしのスタイルなのさ。」
と言っていた。
し、その時も、この時の彼らのように、たくさんご飯を勧めてくれた。
私は、彼らの中で、一番年齢が上そうに見える男性に、
「你是他们的爸爸吗?(あなたが彼らのお父さんですか?)」
と聞くと、いきなり彼らは爆笑し出す。
なんでみんなが笑うのか、わけがわからずにいると、
「彼は上司だよ」
教えてくれた。
だって、まだみんなが、会社の同僚だって言う前、私、家族だと思っていたんだもん。
実際は、上司と、その部下たちなのだから、私はだいぶ失礼なことを言ってしまった。
しばらくご飯を食べると、彼らは、
「僕たちはこれで帰るね。まだ何か注文したいものがあれば、今頼んで!
お会計は済ませておくから。僕たちもう帰るから、あとは二人で楽しんで」
とそそくさと帰ってしまった。
「ええええ!!」
私たちは、驚いた。
だって、まだテーブルにはまだたくさんご飯が残っていたから。
彼らにお礼を言って、握手をすると、彼らは手を振って帰ってしまった。
「どんだけ親切なんだ、、、ほんと感謝だね。」
と二人で言い合うのだった。
私はというと、
「やばい、、、、まじご馳走だ。今日食いだめしなきゃ。。。。」
と言って、残ったおかずを1つ残らず平らげるのだった。
それを見ていたともこちゃんは、
「私、外国の食べ物まじ無理なんだよね。。。この中で食べれるの麻婆茄子しかない、、、その変な形の見たことない魚とか絶対無理、、、、よく食べれるね。。。」
と、私を、ゲテモノ食いの女を見るような目で見ていた笑。
私は、それを聞いて大爆笑。
ともこちゃんは、なんだろう、ノリが良くって、率直で、超明るくて、物怖じしない感じの女の子。
そんな彼女の発言に、私はいちいち笑ってしまう。
その後私たちは、また、一緒に路上ライブを始めた。
少し練習すると、さっきよりも息を合わせて歌えるようになった。
いやあもうほんと最高!
そして二人で歌っていると、なんと今度は、別の男性たちが、
「それ終わったら一緒に飲もうよ」
と、私たちのそばのテーブルから声をかけてきた。
パッとそちらを見ると、なんと、そこにいたのは
織田裕二!!!!
、
、
、
、
の「キタアァァ!!」のモノマネをする人が、その男性の隣に座っていた。。。。
え、、、、???!!!
ロケ、、、、!!!!???
と一瞬思ったのだが、
彼は、ただの似ている人だった。
と思っていると、そこに別の男性が現れる。
私たちは、今度こそ、心底びっくりした。
だって、現れたのは、
千原せいじ、、、!!!!
え、、、、マレーシアでガチロケやん、、、、!!!!!
と思っていると、こっちもただの似てる人!!!
ガチ似だろwwww!!!
そんな彼らは、北海道出身らしい。
私たちはビールを2杯ずつご馳走になった。
どうでもいいけど、このおじさんの、初カノの名前が「内田美穂」なんだってっw
私と同姓同名。
もう色々びっくりだよ!
そして、そんな彼らと、全員で、一緒に涙そうそうを歌って、お開き!
いつもとはちょっと違った出会いがあり、いつも以上に濃い1日でした!
ともこちゃん、ありがとね〜!
ともこちゃんとバイバイしたあと、私はもう少し一人で歌ったあと、帰路に着いたのだった。
いただいたチップは、124.1RM、日本円で3228円程。
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