エベレスト12日目 世界一危険な空港ルクラから帰還!のはずが… – 旅するシンガーソングライター|内田美穂
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2018/03/10〜2018/03/21 エベレスト登山

エベレスト12日目 世界一危険な空港ルクラから帰還!のはずが…

午前7時、トレッキングは終了したというのに、早起きな朝。

 

というのも、私たちは今日、朝の飛行機でカトマンズへ帰るからだ。

 

怪我ひとつせず無事にここまで戻ってこれた私たち。

後は飛行機に乗り込み、カトマンズを目指すのみ。

 

心配なのは、飛行機が墜落しないかどうかということだけだ。

 

というのも、ここは世界で一番危険な空港、ルクラ。

深い山に囲まれた場所に突如ポツンと作られた空港だ。

 

濃い霧に覆われることは年中。

そんな中を飛んでいくのは、顔が青ざめる恐怖だ。

 

たとえ晴天に恵まれたとしても、山肌スレスレをスリルいっぱいに飛んでいかなくてはいけない。

(詳しくは先日の記事を読んでみてください!)

【記事】エベレスト1日目 世界で最も危険な空港、ルクラへ飛ぶ

 

 

そんな心配を抱えながらも、朝食のマサラオムレツをパクパク味わっていた。

 

スパイスと、野菜をミックスして焼いた卵は、シンプルだけど、エスニック感があり、好みの味だった。

 

だが、美味しい朝食を味わっているというのに、何か心に引っかかる。

飛行機の墜落への心配ではない何かが、まだ心の中にあった。

 

あたりを見渡し、壁にかかった時計の針に目をやったとき、私はそれが何かということに気が付いた。

 

そう、飛行機の出発時刻が迫っていたのだ。

 

オムレツを注文して、出てくるまでに異常な時間がかかり、のうのうと過ごしていた私は、飛行機を逃しそうになっていた。

このロッジから空港までは、歩いて約20分ほど。

 

すでに後40分を切っている。

 

間に合うかどうか、定かでない。

 

私は、隣に座っていたサンディップに、

「ねえ!時間!」

 

と声をかけた。

 

すると返ってきた返事はこうだ。

「この天気じゃ、飛行機そもそも飛んでないよ」

 

そしてそれに被せるように、ロッジのスタッフのおばさんが

「今日はまだ一本も飛行機飛んでないよ。早朝の便もキャンセルになったところ。あなたの便は、3つ目の便だから、今日運よく飛行機が再開したとしても、次の次の次まで待たなきゃね」

 

「えーーー。それって、今日は午前中には帰れないってこと?」

 

「なんとも言えないね。全部運次第。でも、この霧の濃さだと、午前中どころか、今日も明日も、運が悪ければ3日後も帰れないかもね」

 

最悪だ。

残されたネパールでの滞在期間は、あと5日。

まだまだ長いとは言えども、私にとっては貴重な時間だ。

数時間たりとも無駄にしたくないのに。

ここで足止めを食らうなんて〜!

 

とりあえず、ここにいても状況は掴めない。

私は空港へと向かうことにした。

 

 

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この記事を書いた人

旅するシンガーソングライター

1994年生まれ/埼玉県出身。 高校生の頃から、ラジオやライブハウスに出演し、シンガーソングライターとして活動。 ​早稲田大学を卒業後、一年のギャップイヤーを経て、2018年4月に広告会社に入社するも、世界一周を決行するべく退職。 現在は、シンガーソングライターや、旅ライターとして活動中。12月からは、ギター1本で世界を旅します!エベレスト等ヒマラヤを二度登山したりと「やらない後悔よりやった後悔」がモットーの旅人。 もっと見る

  uchidamiho2929@gmail.com

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