ラマダン期間中にのみ出現する、フードバザールに行ってみた!
マレーシアでは、ラマダンの期間にだけ、町のあちこちに出現するフードバザールがある。
昼間断食をしているマレーシア人が、
夕方、このフードバザールに出かけ、お祭りのようにたくさん食べ物を買う。
私はそのフードバザールに、せっかくなので行ってみた。
他の期間にこのフードバザールを見かけることはできないため、
貴重な体験だ。
これらのフードバザールは、駐車場や道端などに、
テントを張って作った、ストリートフードの露店がたくさん並んぶ即席のスペースだ。
100店舗以上の大きいものから、5店舗くらいしか並ばないものまで、
大きさは様々。
普段は見かけることはないが、
この時期だけ、こういった露店の並ぶバザールがたくさん出現するのだ。
このフードバザールでは、ざっと、100から200店舗ほどの露店が出店していた。
写真を見てわかると思うけど、この賑わい。。。
これを、ラマダンの期間1ヶ月毎日やって、毎日この混雑具合なのだから、なかなかすごい。
ちなみに、
ラマダンのフードバザールでは、
この時期にしか見かけることのできない食べ物をたくさん食べることができる。
これはサテーと言う、マレーシアの定番料理!
甘辛いタレに漬け込んだ焼き鳥のようなもの。
こちらはオタオタと言って、魚のすり身を葉っぱに包んで焼いたもの、
東南アジアだと、こうやってジュースはビニール袋に入れてあるのが基本!
コーンジュースに、スイカジュース、テタレ、バンダンと言うローズシロップとコンデンスミルクを混ぜたものや、チェンドル、ロンガンなど、特に飲み物の数は、驚くほど多い。
ムルタバに
ココナツシェイクも!
これは、お汁粉のようなデザート!
ありとあらゆるものが売っている!
そして面白いのは、ほとんどがマレーシア特有のローカル料理だと言うこと。
日本でフードバザールを開いたら、ホットドックとか、クレープとか、外国の料理がかなり多くなるんじゃないかな。
でも、ラマダンのフードバザールで売っているものは、ほとんどがマレーシアのローカル料理。
そしてその種類も豊富!
(気になる人はこの記事を読んでね)
特に飲み物の数は、数え切れないほど。
マレーシアってものすーんごく飲み物の種類が多いんだよね。
日本だったら、ラムネ、カルピス、緑茶、梅ジュースなどがパッと思いつくけれど、マレーシアの飲み物の種類は、その比じゃない。
飲み物のメニューだけで、これだけズラッと名前が並ぶほど。
あと、マレーシアって、とっても自国の料理が好きな文化なの。
時々SNSなどで、自国のフードを巡って大きな論争が起こったりするほど。
私は大好きなスイカジュースを購入!
このフードバザールのすぐそばには、芝生の公園があり、
こーんなにたくさんの人たちが、
ここで買った食べ物を目の前に、
ブレックファスト(断食明けの食事)はまだかまだかと待ち遠しそうにシートに座って待っていた。
これ、日本だと絶対に見られない光景!笑
そして、19時20分に、礼拝の呼びかけアザーンが鳴り響くと、
お祈りの言葉を唱えてからみんな一斉に食べ始めるのだった。
05/
次の記事:マレーシアでメガネを作るの巻
前の記事:ラマダンにつき、断食にトライ
読んでくれてありがとうございます!よかったら
ポチッと↓ヽ(*^ω^*)ノ