ネパール料理って何があるの?現地で食べたいおすすめ料理9選!!
旅するシンガーソングライター内田美穂です!
ネパール料理っていったいどんな料理?
ネパール料理と聞いて、ぱっと思いつく人は少ないのではないでしょうか?私もネパールに行くまで、どんな料理があるのか全く知りませんでした。
が、実際に行ってみると、日本人の口によくあいそうな料理から、スパイスの効いたやみつきになる料理までバラエティが豊富です。
そんなネパール料理の中でも、せっかくネパールに行ったならぜひ食べてほしい、おすすめ9選を紹介したいと思います。
1 ダルバート(दाल भात)
なんと言っても最初に紹介するのははやっぱりダルバート!
ダル(दाल)は豆という意味、バート(भात)はご飯の意味です。
ダルバートは、ネパール人の多くが昼と夜、毎日2回はダルバートを食べているほど。
日本で言う定食のようなもので、ネパール人にとってのソウルフードです。
ネパールでは、「ダルバートの力は24時間続く」ということわざもあり、皆が口をそろえて言うほど。
栄養たっぷり、お腹いいっぱい食べれらるメニューです。
ダルバートは、ご飯、ダル(豆)スープ、チキンかマトンまたは野菜のスープ、タルカリ(カレー味のおかず)アチャール(漬物)、チャパティ(薄いパリパリのパン)で構成されています。
これにダヒというヨーグルトや、ギウという精製バターがつくこともあります。
アチャールの種類やタルカリの具はお店によってまちまちです。
また、味付けもお店によって異なります。色々なお店に行って味比べしてみるのもおすすめです。
基本的に、ダルバートは、どこのお店で食べても、おかわり自由です。
半分くらい食べ終わる頃になると、店員さんがスープやご飯、アチャール、タルカリをお盆に乗せてもってきてくれます。
自分がおかわりしたいものを伝えると、お皿に盛ってくれます。
ダルバートの中でも、個人的にはギウ(精製バター)がとってもおすすめです。
ご飯にかけてもらうと、バターごはんになります。
日本で買える固形のバターよりもさっぱりしているので、しくこくなく、とってもおいしいです。
ギウは最初からお皿に乗って出てくることは少ないので、店員さんに声をかけてぜひもらってみてください。
ギウをお願いすると、店員さんから「お、こいつ知ってるな」という顔をされるので、ちょっとだけ得意な気持ちにもなれますよ(笑)
2 モモ (म:म:)
最近日本でもインド料理店等食べられるお店が増えているので、なじみがある人もいるのではないでしょうか。
モモは、少しスパイスの効いた餃子のような食べ物で、チキンモモ、ベジモモ、マトンモモ等が主流です。
チキンチーズモモ、ベジイーズモモ、マトンチーズモモ等チーズが入ったモモもメニューがあるお店も多く、
ときどきバッファローモモも食べれるお店もあったりします。モモ自体は辛くはありませんが、ついているソースはピリ辛です。
ソースはトマトや玉ねぎ、にんにく、しょうが、チリソース等から作られています。
お店によってレシピが異なり、味もかなり違ってきます。
辛さの効いているお店、トマトの味が強いお店等々様々です。
もちろん夕食や昼食にも良いですが、ネパール人は、朝ご飯としてモモを食べることが多く、おやつとして食べたりもしています。
餃子に似ていますが、スパイスが少し効いていて、くせになる味でとってもおいしいです。
ネパールを訪れた際はぜひ食べてみてください。
3 タントゥク
タントゥクはチベットの平べったい麺料理で、日本のきしめんに似ています。
スープは醤油と塩ベースで、日本人の口にとっても合います。
個人的には、ネパール料理の中でタントゥクが一番好きです^^
日本食に近いので、ネパールで日本食が恋しくなったとときにもおすすめです。
4 ラッシー(लस्सी)
「ラッシーといえばインド」というイメージが強いかもしれませんが、ネパールも実はラッシーがとってもおいしい国なんです。レストラン、地元の食堂、ファストフード店、どこの飲食店に入ってもラッシーが飲めないお店はない!といっても過言ではありません。
レストランで飲むラッシーもおいしいですが、個人的におすすめしたいのはインドラチョークにある地元の人に大人気のラッシー屋さんです。(詳細はこちらで紹介しています)
日本で飲めるラッシーとは比べ物にならないくらい甘くて濃厚でとーってもおいしいです。ラッシー自体も濃厚でおいしいのですが、上にダヒという固形ヨーグルトが乗っていて、ラッシーをよりおいしくしています。日本ではダヒの乗ったラッシーを飲める場所はめったにないので、ぜひ一度お試しあれ!
5 ネパリミルクティ
ネパールは紅茶のとーってもおいしい国なんです。
紅茶文化が浸透していて、ネパール人は紅茶を飲みながらおしゃべりするのが大好きです。
街を歩いているときに知り合いとすれ違うと、「ちょっとうちに寄ってお茶でも飲みながら話そうよ!」とよく声をかけてもらえます。
ネパール人にとって、ティーと言えばミルクティです。お湯で茶葉を煮出してからミルクを注ぐか、直接ホットミルクで茶葉を煮出して作ります。日本のミルクティより茶葉の味がとっても濃いのが特徴です。
飲食店でもファストフード店でもどこでもミルクティは飲めます。
ネパール人と仲良くなると、家で紅茶を入れてもらう機会もあるかもしれません。
ネパールでのミルクティになれてしまうと、帰国後日本のミルクティが薄く感じるでしょう。
それほどネパールの紅茶は濃厚でおいしいので、ぜひ飲んでみてください。
6 ダヒ
ダヒはインドやネパールで作られるヨーグルトの一種で、日本で食べられるヨーグルトよりも濃厚で、固めなのが特徴です。
日本のヨーグルトをギュッと濃縮したようで、とってもおいしいです。
ダヒの中でもバクタプル名物のズーズーダウは特におすすめです。
ヨーグルトの王様とも呼ばれています。バクタプルはタメルから車で30分くらいの距離にある古都で、中世にタイムスリップしたかのような気分の味わえる街です。観光で訪れた際にはぜひ食べてみてください。
7 パニプリ
パニプリは、インドの定番おやつですが、ネパールのあちこちでも食べる事ができます。
道端に屋台で売っていて、屋台で売っている以外はほとんど見かけません。
パニプリは小麦を揚げてできたパリパリの中が空洞のボール状の薄い生地(プリ)の中に、スパイスと潰したジャガイモ等でできた具が入っています。食べる直前に、チャートという酸っぱくて辛い汁を入れて食べます。チャートにはパクチーが入っている物もあります。
パニ(पानी)は水の意味、プリ(पूरी)は小麦のボールのことで、プリの中に汁を入れて食べる食べ物なのでパニプリという名前がついているんですね。そのまんまですね。
慣れないと結構辛いですが、これがとってもクセになる味で、ついつい食べ過ぎてしまいます。
ネパール人の話によると、屋台で売っているパニプリは化学調味料が多く使われているので、食べ過ぎるとお腹を壊すことがあるので要注意だそうです。ちなみに写真は、ネパール人の友達の家にお邪魔した時に一緒につくった手作りパニプリです。
食べ過ぎには注意して、道で屋台を見つけたらぜひ買ってみてください。
8 チョウミン
チョウミンは中華料理の一種(炒麺)ですが、ネパールでも人気の料理です。
醤油ベースの焼きそばのような味で、日本人の口に合います。たいていチリソースやケチャップと一緒に出されることが多いので、お好みで混ぜて食べるのもおすすめです。
ここで一つ注意なのですが、チリソースが異常なほど激辛の場合があるので、最初にどのくらいの辛さなのか確かめてから、すこーしずつ足していくのがおすすめです。いつものチリソースと同じくらいの辛さだろうと思い、普段通りの量を一気に入れたら、舌が焼ける思いをして涙を流しながら食べたことがありました。
9 セクワ
セクワは、ヒツジやバッファローの肉をにんにくやスパイス、トウガラシと炒めた、ピリ辛のネパール料理です。現地の人は、飲みの席でつまみとしてよく注文します。
濃いめの味付けなので、お酒によく合います。やみつきになってしまい、ビールを飲むときは決まってセクワを注文していました。
いかがでしたか?気になる料理はありましたか?
日本ではあまりなじみのないネパール料理ですが、実はこーんなにたくさん、おいしい料理がたくさんあるんです。
ネパールに行かれた際にはぜひ試してみてください^^
このブログでは、ネパールの文化や食べ物、ネパールでのエベレストやヒマラヤの登山記、ネパールを旅した際の記事なども紹介しているので、ぜひ覗いてみてください。
また、ネパール語の挨拶や基本会話を学んでから、出発したいとう方は、こちらの記事もぜひどうぞ。
【記事】ネパール語であいさつしよう!便利な会話と基本用語37選
ネパールの文化や観光スポットについて知りたい方は、地球の歩き方がオススメです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。よかったら
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