プノンペンからバンコクまで、バスで行く方法【陸路国境越え】
私は今、路上でギター弾き語りをして、旅費を稼ぎながら世界一周中です!
今回は、カンボジアの首都プノンペンから、タイの首都バンコクまで、バスで移動する方法をご紹介します!
プノンペンからバンコクへ。バスと飛行機の比較
プノンペンからバンコクへの移動方法は、主にバスか飛行機になります。
バスと飛行機の料金と所要時間はざっくり下記の様になります。
バスでの移動
料金:20ドル
所要時間:16時間半程度(予定では12時間)
飛行機での移動
料金:6000円以上
所要時間:1時間程度
バスは飛行機より時間がかかりますが、安いことや、日本では味わえない陸路での国境越えが経験できることなどがメリットです。
チケット購入場所
まずは、チケットを購入しましょう!
チケットを購入するには、プノンペン市内の旅行会社オフィスに行きます。
おすすめの旅行会社は、「Capitol Tour」です。
日本人旅行客も多く利用しており、情報が多く評価も高いです。
私も今回、このCapitol Tourを利用しました。
Capitol Tourの住所は、下記の通りです。
住所:Capitol Tour, Saint 111, Phnom Penh, Cambodia
「capitol tour」とマップで検索すると出てきます。
トゥクトゥクなどで、キャピトルツアーのオフィスに向かい、チケットカウンターでチケットを購入しましょう。
使えるのは現金のみなので注意です。
こちらがチケットを購入するカウンターです。
バスは毎朝6時半出発の1日1本で、値段は片道20ドルでした。
バス乗車当日
バス出発当日の朝は、出発30分前の6時にCapitol Tourのオフィス前に着くようにしましょう。チケットを購入した場所と全く同じ場所です。
オフィス前には、バスが待機しています。
バスの中の様子はこのようになっています。
冷房もついていて、結構きれいです。
とはいえ、シートは日本のバスのように座り心地が良いものではありません。
日本よりも、綺麗で快適なバスに巡り会えることはそうそうないでしょう。
道路も、日本は非常に綺麗に舗装されているためほとんど揺れません。
東南アジアやインドなど、途上国の道路に慣れている人なら別ですが、日本の道路に慣れている人には、結構揺れるように感じるでしょう。
心配な人は、酔い止めを持参すると良いでしょう。
こちらは私も旅に持参しているのですが、酔ってからでも効きますし、口に入れるとすぐ溶けるので、水なしで飲めます。
また、このバス旅はトータル16時間半かかります。ネックピローなど、バスで快適に過ごすためのグッズもお勧めです。
ちなみに、ネックピローを使用せずに長時間バスで寝ていると、毎回首がとても痛くなります。ネックピローやアイマスクがあると、快適に眠ることができます。
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バスはほぼ定刻通りに出発しました。
途中何度か休憩があり、ポテトチップスや飲み物、カップ麺、軽食などを売っています。
トイレはあまり綺麗ではないのと、トイレットペーパーは置いてないので、気になる人は、トイレットペーパーやウェットティッシュを持参した方がいいと思います。
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何度かトイレ休憩があり、人がバスの中で出入りするので、もしトイレに行く際、荷物をバスに置いていきたい場合には、南京錠とワイヤーロックをセットで使うと便利です。
ワイヤーロック
南京錠で、カバンのチャックに鍵をかけ中身が開けられないようにし、ワイヤーロックで椅子の足や手すりなどに固定しておきます。
スーツケースや、大きいバックパックなどは、バスの下の荷物入れに入れておくことができますが、途中のバス停で何度か停まり、乗り降りする人が結構いるので、盗まれる可能性もゼロではありません。これは途上国に限らずどこの国のバスでもある話です。ですので、大切なもの、壊れやすいものなどは、バスの中に持ち込むようにしましょう。
トイレ休憩の間だけでなく、椅子の下においておく荷物なども、後ろから簡単に盗られる可能性があります。
ちなみに、私はギターを旅に持ってきているのですが、インドの長距離バスに乗っている間に、バスの中に持ち込んでいたギターを盗まれました。大きなギターでさえ盗まれるの可能性があるのです。
荷物を膝の上に抱えておくのが嫌な人には必須です。
とはいえ、貴重品はどんな時でも肌身離さずしっかり持ち歩くようにしましょう。
その後数回のトイレ休憩を経て、11時半頃にお昼休憩がありました。
私は、煮卵と豚肉を甘辛い醤油風味のタレで煮た物を注文したのですが、これがとっても美味しかったです。
ご飯と、おかず一皿セットで6000リエルでした。
冷たい飲み物も売っていました。
国境越え
国境が近づいてくると、バスの中でこのような札が配られます。
国境を超えた後は、バンに乗り換えるのですが、その際キャピトルツアーのバスに乗ってきた印となるので、無くしたり外したりしないよう注意してください。
17時半頃、バスが国境に到着すると、バスを降ります。
この時点で、出発から11時間です。
先ほども書いた通り、その後はバンに乗り換えるので、荷物など忘れ物のないようにしてください。
バスを降りると、キャピトルツアーのスタッフさんが、カンボジアの出国ゲート案内してくれるので、心配しなくて大丈夫です。出国ゲートで出国カードを記入して、カンボジアを出国をしましょう。
カンボジアを出国した後は、今度はタイの入国ゲートに向かいます。ここでもスタッフが案内してくれるので心配しないでください。タイ側の入国が終わると、少し進んだところの駐車場に、バンが待機しています。ここへもスタッフの人が連れて行ってくれるので、心配しなくて大丈夫です。
タイ側でバンに乗り換え
バンが止まっている駐車場には、小さな売店があり、ここでタイのSIMカードを買うこともできます。
ちなみに、バンの車内にはwi-fiがついているので、バンコク到着後すぐに必要ではない方は、バンコク到着後にコンビニ等で買ってもいいかもしれません。
ここで売っているSIMカードは、1ヶ月、上限なしで使えるタイプの物です。
セブンイレブンなどでは、8日間使えるトラベラーSIMなどが、もう少し安い値段で置いているので、タイに長く滞在しない人には、そちらの方がお得です。
ここで乗り換えるバンはこちらの11人乗りです。
バンはバスに比べて座席が狭いですが、バスと同じ様に清潔でした。
全員が戻ってくるのを待って出発です。
国境での手続きにかかった時間は1時間ほどで、18時半頃、バンはバンコクに向けて出発しました。
19時過ぎ頃、バンはセブンイレブンに寄ります。
ここでトイレに行ったり、軽食を買ったりしましょう。
日本のコンビニと同じ様に、お弁当やお菓子など売っています。
駐車時間は20分ほどあったと思います。
その後何度か休憩を挟み、23時頃ようやくバンコクに戻ってきました。
BTSのPHAYAステーション付近で降ろしてもらえます。その後は各自トゥクトゥクなどで宿に向かっていました。
12時間でプノンペンからバンコクまで着くと言われていたのですが、トータル16時間半かかりました。
まとめ
料金:20ドル
所要時間:16時間半程度(予定では12時間)
⦅メリット⦆
- 飛行機に比べて圧倒的に安い
- バス・バン共に清潔
- 日本では味わえない陸路での国境越えが経験できる
⦅デメリット⦆
- とにかく時間がかかる。
- 予定時刻から大幅に遅れる。
- 途中のトイレ休憩にトイレットペーパー要持参
以上、今回は、カンボジアの首都プノンペンから、タイの首都バンコクへのバスでの行き方をご紹介しました。
皆さんの、旅が素敵なものになることを願っています。
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