【クアラルンプールからペナン島】へ【バスとフェリー】を使って行く方法
私は今、路上でギター弾き語りをして旅費を稼ぎながら、世界一周中です!
さて、エキゾチックな世界遺産の街並みに、ビーチリゾート、カラフルで可愛い雑貨屋など、魅力の多いペナン島。
せっかくマレーシアを訪れるなら、ペナン島も観光をしたい!と言った人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんなペナン島へ、
クアラルンプールから、バスとフェリーを使って行く方法について詳しくご紹介します!
ペナン島への日本からの直行便はない
まず、ペナン島へ向かうには、一度マレーシアの首都である、クアラルンプールへ向かう必要があります。
クアラルンプールからは、飛行機、もしくはバス(とフェリー)でペナン島まで移動することになります。
時間がなくて、ペナン島のみにしか行かないという方は、クアラルンプール空港へ着いたらそのまま国内線に乗り継いでペナンへ飛行機で向かうのもおすすめですが、せっかくマレーシアに訪れたのなら、クアラルンプールも観光したいもの。
そんな方には、バスとフェリーを使った移動方法もおすすめです。
クアラルンプールから空港までは距離があり、空港に着くまでにも時間やお金がかかること。
バスとフェリーを使った移動方法なら、クアラルンプール市内から出発できること。
フェリーからの眺めを堪能できること。
時間は多少かかりますが、とにかく安いこと
などが理由です。
はじめに移動時間とコストをざっくりまとめておくと、
バスとフェリーでの移動
所要時間:5〜6時間
金額:1250円前後
飛行機での移動
所要時間:3〜4時間
金額:5000円前後
と言ったようになります。
どうですか?
バスとフェリーでの移動方法を選ぼうと思った方は、ぜひ、ここから下の詳しい行き方について、読んでみてください。
①チケット購入しよう
まずは、バスチケットを購入しましょう。
バスチケットの購入方法は、下記2つです。
バンダー・タシック・スラタンバスターミナル(TBS)で買う方法。
事前にオンラインで購入する方法
どちらの方法でも大丈夫ですが、今回私はこちらのサイトから、オンラインでチケット購入しました。
オンラインで事前にチケットを購入しておく方が、座席の売り切れなどを気にする必要がないので安心ですが、現金で購入したいという方は、当日、バス出発地点であるBTSに直接向かい、そこで購入しましょう。
ちなみにオンラインでの購入方法は、下記の通りです。TBSで購入する人は、このパートは飛ばしてください。
【オンラインでのチケット購入方法】
サイトに飛ぶと、このような画面が出てきます。
下の画像の①〜⑥に当たる部分を埋めてください。
①片道チケットの場合は「One Way」、往復でチケットを買う場合は「Round Trip」を選択
②出発地を選びます。今回はクアラルンプールからの行き方の紹介なので「Kuala Lumpur」と入力
③目的地はペナンなので「Penang」と入力します。
④出発日
⑤帰りの現地出発日(片道の場合は入力不要)
⑥人数
を入力して、「Search for Bus」をクリック。
すると下記の画面に飛びます。
この中から、好きな時間帯のバスを選び、座席を指定すると、クレジットカード情報などの入力画面に飛びます。必要事項を入力して、無事チケットが購入できると、メールが送られてくるので、当日バスターミナルでメールの画面を見せれるようにしておきましょう。
ちなみに、行き先ですが、Penang Sentral (Butterworth)とSungai Nibongの2つがあるのですが、今回はPenang Sentral (Butterworth)のチケットを購入して、ペナン島まで行く方法を紹介しています。
Sungai Nibongではなく、Penang Sentral (Butterworth)までのチケットを購入することで、フェリーにも乗ることができます。
②バスターミナル(TBS)へ
オンラインでチケットが購入できたら、出発当日、バンダー・タシック・スラタンバスターミナル(TBS)へ向かいましょう。
上述した通り、チケットは事前に購入しなくても、バスターミナルで購入することもできます。
その場合はバスターミナルへ早めに着くようにしましょう。
バスターミナルでチケットを手に入れよう
⦅事前にオンラインで購入した方⦆
事前にオンライン購入したは、まず、チケットをプリントアウトしてもらうため、バスボーディングパスカウンターへ向かいます。ボーディングパスカウンターは、3階にあります。
ここで予約の際に送られてきたe-mailを見せれば、チケットを発行してもらえます。
⦅チケット購入がまだの方⦆
チケット購入がまだの方は、こちらのチケットカウンターへ向かい、チケットを購入しましょう。
チケットカウンターは、先ほどと同じく3階、バスボーディングパスカウンターのすぐ左にあります。
こちらが発行してもらったバスチケットです。
チケット購入カウンター周辺には、コンビニのような売店もあるので、乗車前に飲み物やスナックを購入しておくのも良いでしょう。
⦅出発ゲートへ⦆
バスチケットを手に入れたら、次は出発ゲートへと向かいます。
掲示板に、自分のバス会社と出発時刻、ゲートが表示されているので、確認してから自分のバスのゲートへ向かってください。
今回私の利用したバスは、GATE9からの出発だったので、こちらのエスカレーターから出発階へと向かいます。
出発階は、チケット購入カウンターの1つ下の2階にあり、ここでチケットを警備員に見せて通してもらいます。
出発階へ降りると、空港のようになっています。自分のバスの出発ゲートの前で、バス到着を待ちましょう。
売店もあり、お菓子やパン、飲み物などが購入可能です。
③バス乗車
ゲートにバスが到着したら、チケット見せて、いよいよ乗車です。
荷物は自分で、下の荷物入れに預け入れます。
⦅座席について⦆
今回私が利用したバスは、一列に3席並んでいるタイプで、座席の横幅が広く、非常にゆったりくつろげました。
そして、足元には折りたたみ可能なフットレストが付いています。
約1000円程度のバスチケットで、このクオリティはお得と言えるでしょう。
上段の荷物入れのスペースも十分です。
⦅途中休憩⦆
途中休憩は、一度のみ。
ガソリンスタンドにて、30分ほど休憩がありました。
マレーシアのガソリンスタンドは、コンビニのようになっていて、ちょっとしたお弁当やスナック、カフェラテ、お菓子、飲み物などが売っているのがスタンダートです。
イートインスペースもあります。
トイレは混むので、早めに済ませておくと良いでしょう。
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④フェリーに乗り換え
出発から8時間半ほど経ったところで、バタワースに到着です。
今回私が利用したのは、旧正月(チャイニーズニューイヤー)の2日前。
ペナン島は中華系マレーシア人が多く、ちょうど彼らの帰省タイミングと重なり、ひどく時間がかかってしまいましたが、通常4時間程度で、バスの降車地であるバタワースに到着します。
バタワースはすでにペナン州の一部ですが、マレー半島のこの位置にあります。
ここからペナン島に向かうには、フェリーに乗り換えます。
フェリー乗り場は、バス到着階の1つ上の階にあり、バスターミナルと繋がっているので、エスカレーターで上の階を目指しましょう。
フェリーのチケット購入に予約は必要なく、来たフェリーに乗って島へ渡ります。
フェリーは20分〜30分間隔で運行しています。
チケットはなんと、1リンギット50セント。日本円にして45円ほどです。
ペナンからバタワースへ渡る際にはチケットは必要ないので、往復でこの値段です。
フェリーの所要時間は、20分程度です。
フェリーの中にも売店があり、お菓子やフルーツ、飲み物が買えます。
しばらくすると、向こう岸のペナン島が近づいてきます。
潮風に吹かれ、徐々に近づいてくるペナン島を眺めることができるのも、バスとフェリーを使った移動ならではです。
⑤現地のバスに乗って、街を目指す
フェリーを降りた後は、フェリー乗り場のすぐ前にあるバス停から、ペナン島の中心地を目指しましょう。
観光地として有名なジョージタウンへも、このバス乗り場から迎うことができます。
料金は、目的地によっても変わりますが、3リンギット(120円)ほどあれば島のどこへでもいけます。
バスは、30分に一本ほどなので、バス乗り場のすぐ前にある食堂で休憩するのも良いでしょう。
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まとめ
最後に、クアラルンプールからペナン島へのバスでの行き方についてまとめておきます!
料金:40RM (バスチケット)+1.5RM(フェリーチケット)=45.5RM(1250円程度)
所要時間:通常5〜6時間。(今回は旧正月の帰省タイミングと重なったため、9時間程度)
⦅注意点⦆
・バスの中は、冷房が効いているので、上着が必須
・渋滞に巻き込まれると、遅れる可能性がある
⦅メリット⦆
・とにかく安い
・日本のバスよりも快適なバス環境
・フェリーからの景色を楽しめる
いかがでしたか?
交通状況などにより、時間が前後してしまうことがデメリットですが、1000円強という格安の値段で、クアラルンプールからペナン島まで行けてしまうバスでの移動方法。
東南アジアにありがちな、バスが汚かったり、狭かったり、道路が舗装されておらずとても揺れたりということもなく、快適に過ごすことができます。
フェリーからの眺めを堪能することもでき、景色を味わいたい方や、学生の方やバックパッカーの方などには、特にオススメです。
皆さんの、旅が素敵なものになることを願っています。
マレーシアについてもっと詳しく知りたいという方や、これから観光に行かれる方には、地球の歩き方やるるぶがオススメです。食べ物についても、より詳しく紹介されています。
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